「ママ、読んで〜」と言われたそのタイミングに限って、洗い物の途中だったり、他の子の対応中だったり。
共働き家庭ではよくある光景です。
そんなある日、Xで見かけた「アレクサで読み聞かせができる」という投稿。
半信半疑で試してみたら、これがなかなか優秀でした。
僕はスマート家電歴3年、今は育児中の父としてアレクサ活用術をSNSで発信しています。
この記事では、アレクサでどんな絵本スキルが使えるのか、無料でどこまで楽しめるのか、そして実際に1週間使ってわかったことをリアルにお届けします。
忙しい中でも、子どもとの「絵本タイム」を叶えたい方に向けたガイドです。
アレクサで絵本の読み聞かせを始めるには?
子どもに読み聞かせをしたいけど、毎日は大変。そんなときに役立つのが、Alexaの絵本スキルです。
我が家でも導入してみて感じたのは、「想像以上にラクで、子どもが自分から楽しんでくれる」ことでした。
でも最初は「何から始めればいいの?」と少し戸惑うかもしれません。
ここでは、初めてでもスムーズに始められるように、準備に必要なものと、実際の使い方をわかりやすくまとめます。
スタートに必要な環境とアイテム
まずは、Alexaで読み聞かせを始めるための基本環境を確認しましょう。
最低限、次の4つが揃っていればOKです。
- 音声操作ができるAlexa対応デバイス(Echo ShowやEcho Dotなど)
- スマホにAlexaアプリをインストールし、Amazonアカウントでログイン済み
- Wi-Fiなど、安定したインターネット接続
- 子ども向けスキル利用に必要な「保護者による承認」(初回設定時)
特に注意したいのが「保護者の承認」です。子ども向けスキルでは、利用前にアプリ上での手続きが求められることがあります。
これを済ませていないと、うまく再生できないことがあるので、先に済ませておくと安心です。
ちなみに私は画面付きのEcho Showを使っていますが、絵本の絵が見えることで子どもの集中力が全然違います。
「音+映像」の組み合わせは、想像以上に効果的でした。
わが家でヒット!子どもが夢中になった読み聞かせスキル5選
アレクサには、子ども向けの絵本スキルがたくさん用意されています。ただ、実際にどれが子どもに合うかは試してみないと分かりませんよね。
我が家でもいろいろと使ってみた結果、子どもの食いつきが特によかったスキルを5つ厳選しました。
無料で楽しめるものも多いので、気になるものから気軽に試してみてください。
- 絵本ナビ for Alexa:有名な絵本を音声で楽しめるスキルで、ナレーションの心地よさが特に印象的です。「アレクサ、絵本ナビを開いて」と声をかければすぐに再生できます。
- しまじろうとおやすみ絵本:夜のリラックスタイムにおすすめ。落ち着いた語り口が特徴で、子どもが自然と眠りにつきやすくなります。
- 日本昔ばなし 読み聞かせ:昔話の定番「桃太郎」や「かぐや姫」などが聴けるスキル。英語音声への切り替えもできるので、親子でちょっとしたバイリンガル体験も楽しめます。
- ピーボ(PiBo):お話のバリエーションが多く、テンション高めのお話が多め。朝や日中にぴったりで、うちでは子どもが元気な時間帯に活躍しています。
- ピッコマ風の読み聞かせ?:Alexa版のピッコマとして紹介されることもありますが、公式スキルかどうかは曖昧。検索の際はスキル名をしっかり確認するのがおすすめです。
それぞれのスキルに個性があり、物語の雰囲気や語り方もまったく異なります。
たとえば、うちでは朝は元気な「ピーボ」、夜は静かな「しまじろう」というように、時間帯に応じて使い分けています。
お子さんの年齢や好みに合わせて、いくつか試しながらピッタリのスキルを探してみてくださいね。
スキルをうまく使うには?呼び出しと初期設定のポイント
「アレクサ、絵本読んで」と言ってもうまく再生されない…。私も最初、そんな場面で戸惑いました。
その原因の多くは、スキルがまだ有効になっていないことにあります。
あらかじめスマホのAlexaアプリを使って、目的のスキルを「有効化」しておく必要があります。この作業はほんの1~2分で済みます。
たとえば「絵本ナビ」のスキルを使いたい場合は、以下のように話しかけてみましょう。
- 「アレクサ、絵本ナビをひらいて」
- 「アレクサ、しまじろうの絵本かけて」
- 「アレクサ、○○スキルを有効にして」(正式なスキル名が長いときにおすすめ)
もし反応がない場合は、呼び方が正しくない可能性があります。
その場合はAlexaアプリ内で「絵本」や「読み聞かせ」などのキーワードで検索し、正確なスキル名をチェックしてみてください。
また、スキルによっては「もう一冊読んで」などの音声操作にも対応しており、物語を続けて再生してくれる機能があるものも。
うちの子は気に入った話があると何度も「もう一回!」とせがむので、何度でも読んでくれるAlexaには本当に助けられています。
子ども向けスキルがうまく使えなかった理由と対処法
最初にAlexaで絵本を再生しようとしたとき、「あれ、全然動かない…?」と戸惑ったことがありました。
実はこれ、子ども向けスキルを使うには保護者の許可設定が必要だったんです。
Alexaでは、一部のキッズ向けコンテンツを利用する前に、保護者があらかじめ同意設定を行う必要があります。アプリ上でPINコードを設定したり、追加の認証操作を求められるケースもあり、初回だけ少し手間取るかもしれません。
我が家でも同じように引っかかり、「何で音が出ないの?」と慌てました。でも一度きちんと設定してしまえば、その後は「アレクサ、○○読んで」でスムーズに反応してくれるようになりました。
もしうまく動かない場合は、以下のような点を一度確認してみると良いです。
- スキル自体が有効になっているか
- 保護者の同意(承認設定)が済んでいるか
- Echo端末の音量が下がっていないか
- Wi-Fiが正常につながっているか
最初だけ少しハードルがありますが、設定が終われば子ども自身でも使えるくらい簡単になります。
我が家でも今では、寝る前の「読み聞かせ」が子どもの日課に。私の手が離せないときでも、Alexaが代わりに物語を読んでくれるのでとても助かっています。
アレクサ絵本読み聞かせスキルは無料でどこまでできるか実際に試してみた!
実際に使ってみて、無料スキルの範囲や使い勝手については思ったよりも明確な違いがありました。
我が家では「ピーボ」を子どもの寝かしつけタイムによく使っています。
毎晩違うお話が流れ、「今日はどんな?」と子どもが楽しみに聞いてくれるようになりました。おかげで、絵本を探す手間も減り、夜のルーティンとして大活躍です。
一方で、絵本ナビ系スキルのセットアップも試しましたが、読みたいタイトルがスキル側で認識されないこともあり、操作に少し手間がかかる場合があります。
それでも数作品無料で楽しめる点は、試してみる価値ありと感じました。
無料で使える範囲と制限のリアル
たとえば、ピッコマのスキルでは毎日1冊無料で聞ける仕様。
ただし時間帯によって使えないこともあり、途中で止まることもあります。
有料スキルとの違いは、連続再生の可否や読み聞かせの種類数。
課金すれば選べる絵本の幅が広がりますが、まずは無料で子どもの反応を見るのが正解でした。
実際に1週間使ってわかったこと【著者の体験談】
我が家では、毎晩寝る前のルーティンとして使いました。
うちの5歳の息子は「日本昔ばなし」に大ハマりして、次の日の朝も

またあれ聞きたい
と言うように。
驚いたのは、読み終えた後すんなり寝るようになったこと。
親にとっても子にとっても、寝かしつけのストレスが激減しました。
こんな使い方もできる!応用活用術
Echo Showで映像付きの絵本を再生することで、より視覚的な理解も進みます。
また読み聞かせの後にタイマーで照明を落とすなど、ルーティン化もできて便利です。
Kindle連携で好きな絵本も読ませられる!アレクサ活用の裏技
Kindleで持っている絵本も、Alexaの音読機能で読み上げ可能。
音声はやや機械的ですが、意外と子どもは気にせず聞いてくれます。
僕は息子が好きな「おしりたんてい」をKindleで読み上げてみたところ、普通に笑って楽しんでました。
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子どもの年齢別おすすめスキル
子どもの発達段階に合わせてスキルを選ぶと、より楽しめます。
- 0〜2歳:効果音多め、ゆったりした語りのあるスキル
- 3〜5歳:ストーリー性のある絵本、キャラクター登場がポイント
- 6歳以上:昔話系+クイズやインタラクティブ要素があるスキルも◎
アレクサ絵本読み聞かせスキルを1週間使った感想と改善してほしい点【我が家の視点】
無料でここまで使えるのはありがたいけれど、絵本の種類が少ないこと、UIが子どもにわかりにくいところが気になりました。
読み手の自然さやイントネーションの改善、音質向上にも期待したいところ。
子育て中のパパママがアレクサで絵本読み聞かせを取り入れるメリット
親の声で読んであげるのが理想だけど、現実はそうもいかない日もありますよね。
そんなとき、アレクサの読み聞かせスキルは「親の負担を軽くしながら、子どもに嬉しい時間を作る」ことができる手段です。
家事中でも、寝かしつけの時間でも、上手に取り入れれば毎日がぐっとラクになります。
Xでもいろいろ発信していますので、質問はぜひ @AlexaPapaHack までどうぞ。
まとめ
アレクサ 絵本読み聞かせスキルは、無料でも十分育児に役立ちます。
機能の幅やスキルの質はさまざまなので、まずは無料でいくつか試してみるのがおすすめ。
アレクサ 絵本読み聞かせ機能を活用すれば、忙しい日々の中でも子どもとの絵本タイムを確保することができます。
うまく工夫して、我が家らしい使い方を見つけてみてください。
まずは無料スキルから試して、あなたのお子さんに合うものを探してみてください!
忙しい毎日の中でも、テクノロジーで絵本時間を確保する一歩になりますよ。
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